カフェを開業する際に、一番費用がかかるのは、内装工事です。また、物件契約してから、内装業者を探す、内装のイメージを考えると、2、3カ月の無駄な家賃が発生します。物件契約後、すぐに内装工事を行い、スムーズに開店まで進めることが大切です。
ここでは、カフェ開業で大切な内装工事の流れや準備するもの、チェックポイントについて説明します。
初めに理想のカフェ内装のイメージ作りを行う
カフェ開業するための物件を探す前や探している間にも、カフェ内装イメージや導線、必要な設備について、事前に考えておく必要があります。内装業者を決めてからのイメージ作りでは、カフェオープンまでの時間がかかるため、おおまかなイメージを準備しておきましょう。
また、様々な物件を見るうちに、理想の内装イメージが変わり、もっと良い内装イメージが生まれるかもしれません。都度、理想の内装イメージを作り直しておくことが重要です。
カフェ内装工事の流れについて
カフェ開業で、店舗内装工事前の準備から、内装工事完了までの流れは以下になります。
1.理想のカフェのイメージを作る
あなたの理想とするカフェの特徴やどんな店内にしたいか、提供したいメニューなどのイメージを作ります。
2.カフェのイメージから平面図を作る
必要な設備や什器の配置や導線を考えたレイアウトなど、大まかな配置を決めるための平面図を作成します。物件契約が済んでいたら、実際の店舗のレイアウトで考えてみます。
3.複数の業者へ見積を取る
希望するカフェ内装が決まったら、複数の業者へ見積を取ります。複数の見積を比べてみて、相場を知り、依頼する業者を検討します。
4.平面図から設計図を作成する。
依頼する店舗内装業者やデザイン会社へあなたの理想となるカフェ内装の設計図を作成します。ここで、希望と合わない場合は、何度でも構想を練り直しましょう。もし、費用が発生しても妥協しないことです。なぜなら、工事開始後の変更の方が費用はかかる場合が多いからです。
5.工事依頼をする
工事内容、金額、工事時期に納得したら、工事依頼します。工事依頼(契約)した時点で、費用の支払いが発生する場合もあります。必ず、業者ごとの支払い要件も確認しておきましょう。
6.内装工事開始
内装工事が開始前には近隣に挨拶を行いましょう。工事期間中の騒音などのトラブルにならないためには、あいさつまわりは大切です。また、進行のチェックや工事内容の確認のため、現場には足を運び、自分でチェックしましょう。
7.引き渡し前の最終チェック
工事終了しても仕上がりに不満があれば、修繕の依頼をします。引き渡し後では、追加費用を請求される場合があります。そのため、最終チェックは細心の注意を払い行いましょう。
カフェ開業で大切な内装工事で成功するために
カフェ開業の大きなポイントの内装工事は、「スケジュール通りに進まない」、「追加の費用が発生した」、「自分が思ったイメージと違う」など、様々な問題が起こる工程になります。特に物件契約してから、開業まで多くの作業があり、多忙のため、冷静な判断ができない場合もあります。内装工事中や工事後の引き渡し時のチェックミスは、大きなトラブルにつながります。
カフェ開業を成功させるためにも、内装工事の流れを知っておき、事前の準備から、内装工事についての知識も備えておくことをおすすめします。
カフェ開業 関連記事
- カフェ開業のためのコンセプトとは?
- 店舗コンセプトに合わせたカフェ内装づくりとは?
- カフェに必要な厨房設備や備品をチェックするには?
- カフェ内装に大切なレイアウトと導線とは?
- カフェの内装に必要な什器や備品とは?
カフェ内装見積.comでは、カフェの内装に詳しい複数の内装業者から、デザイン案や見積もりを受けることができます。 もちろん「店舗併用住宅」の案件についても対応致します。
カフェを開業するにあたって、内装工事にかかる費用は大きな割合を占めますよね。 慎重に複数の業者からの提案を比較検討したいところです。 このサイトを活用して、理想のカフェに適した内装業者を選んでください。
デザイン面はもちろん、資金面においても、オーナー様の満足のいく状態でカフェが開業できることを、心より応援しております。