カフェと住宅を同建物内でまかなう「店舗併用住宅」。 メリットとデメリットや、店舗併用住宅においての資金融資についてのお話です。
メリットとデメリット
メリット
- 職場であるカフェと住宅が近いので、通勤時間や通勤にかかる費用がゼロになる
- 近所の人との付き合いが深くなり、顧客獲得に繋がる
- 単純に、店舗と住宅それぞれを立てるよりも、建設費やランディングコストが安く抑えられる
デメリット
- カフェと住宅、それぞれの立地条件を満たす物件や場所が少ない
- もしくは、どちらか片方の立地条件が不利になる
- なんらかの事情でカフェが閉店となった際、次の店舗利用が難しい
- 職場と住宅が近いがゆえに、オンオフのメリハリがなく、リラックスできない
「カフェの事業の70%は立地で決まる」と言われています。 店舗併用住宅は、カフェを開業する立地を選ぶにあたっての大きな制約となります。
そもそも、カフェの運営がうまくいかないと、店舗併用住宅のメリットの意味がなくなります。 安易に「安くなるから」「家と職場が近いから楽」などのメリットだけで店舗併用住宅を選択するのは、危険な行為と言えるでしょう。
住宅ローンや融資について
「店舗併用住宅」の住宅ローン
店舗併用住宅では、店舗であるカフェの占める面積が半分以下であれば、土地区取得費用や建設費用を住宅ローンで組むことができます。 ただし、気をつけなければならないことは、融資の対象は自宅部分のみに限られるということです。 また、住宅減税も同様に自宅部分への融資に限られるので、計算時は注意してくださいね。
カフェ事業のための融資
店舗部分の建設費と、内装、什器、運手金資金などは、事業用の融資を受けることが可能です。 カフェ開業のための融資については、「カフェ開業のための融資について(日本政策金融公庫)」で詳しくまとめました。 ぜひご参照ください。
なお、住宅ローンや融資については、必ず専門家のアドバイスを受けてください。
開業資金
賃貸料が必要ないこと以外は、開業資金については通常のテナントを借りるケースと違いはありません。 通常にカフェを開業する場合と同じように考えてください。 以下の記事に詳しく書いてありますので、ご参考までにどうぞ。
こちらは、人気記事です。ご参照ください。
こちらは、お客様からの評価が高い記事です。ご参照ください。
カフェ内装見積.comでは、カフェの内装に詳しい複数の内装業者から、デザイン案や見積もりを受けることができます。 もちろん「店舗併用住宅」の案件についても対応致します。
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デザイン面はもちろん、資金面においても、オーナー様の満足のいく状態でカフェが開業できることを、心より応援しております。