店舗開業に必要となる予算を立てるためには、内装工事費用がいくらかかるか知らなければいけません。また、どんな機器備品が必要かピックアップして、その費用を知らなければ、予算を立てることができません。あなたの希望の店舗作りができるように、店舗内装の予算の立て方について説明します。
予算を立てるために店舗内装の費用を知ること
まず、予算を立てるためには、店舗内装にかかる費用を知りましょう。店舗内装の費用とは、設計費、内装・外装の費用、内装に必要な設備機器の購入費用があります。内装工事費の内訳は以下になります。
- 店舗内装の設計、デザイン費
- 内装、外装の費用
- 電気、水道、ガス、空調工事
- 設備機器、什器購入費(調理器具、 家具、ディスプレイ、ショーケースなど)
- 看板、ファーサード作成費
※業種、業態により必要な内装の内容や費用が違います。予算を立てる際は上記項目以外もご確認ください。
内装に必要な設備機器は設置費も予算に入れること
予算を立てる際に、希望する機器や什器の費用はカタログなどで確認できます。しかし、店舗に設置するには、別途、工事費がかかるものがあります。そのため、希望の機器の購入を検討する際は、設置費の確認を忘れずに行いましょう。
内装以外に必要なものをピックアップし予算に入れる
店舗開業に向けて、内装以外に必要な備品が多々あります。備品はご自身で購入するために、必要なものをピックアップして、購入する予算を立てなければいけません。以下に、必要な備品をまとめました。
店舗開業時に予算に入れる一般的な備品とは
- 調理器具、備品
- 食器
- 清掃用具
- 事務用品
- レジスター
- パソコン
- 電話、FAX
- BGM用の音響機器
- スタッフ用家具
- 店内の装飾用備品(お花や観葉植物)
- スタッフのユニフォーム
- メニューブック、POP
- その他、必要なサービス(新聞、インターネット関連費、会費など)
店舗開業に必要な備品は、開業してから気づく事が多いです。そこで、事前に購入予算を多めに取っておきましょう。
店舗内装の予算は80%で立てること
内装の見積を依頼する際に、内装業者には予算の80%で工事費用を依頼しましょう。その理由は、内装工事を行う際に、あなたの希望の変更や予期せぬ追加工事、工事の遅れなどにより、追加費用が発生する場合があるからです。
内装費用の予算を80%にして、内装工事予算に余裕を持たせることで、追加の工事費に対応できるようにしましょう。安定した店舗経営ができるように、店舗内装の予算の立て方はしっかりと学びましょう。
店舗開業に必要な情報は、下記のページに書いてあります。 クリックして、お読みください。